Red. by Full Metal JacketはDPNと同ノーツであり、皿も同じく174枚。不規則皿+鍵盤といった組み合わせが中心で、BPMも他2曲と比べて速めなので、苦手な人には☆6の中でも上位に感じると思われる。得意なら☆5中位レベル。今作では一級1曲目。
Watch Out Pt.2は皿数203枚でSPNでは灼熱 Pt.2 Long Train Running(N)に次いで2番目の多さ。序盤から容赦なく8分連皿が降ってくる上、同時押しとの複合も多少あり、☆7である灼熱Beach Side Bunny(N)より難しいと感じる人もいると思われる。連皿が苦手だと☆7中〜上位レベル、得意なら弱め〜妥当に感じるか。
イントロで2小節35トリル+皿、Aメロで35トリル、サビ直前で35トリル+1、サビで2小節57トリル+αが襲い掛かる。HARDの場合それらをすべて耐えなければならず、トリルがどれだけ得意かにもよるが、☆10下位レベル。最後のトリルを抜けた後は☆9上位の地力譜面なのでノマゲは妥当。The Hope of Tomorrow(H)の上位互換ともいえる譜面。
譜面の殆どが8分同時押しであり、サビ部分では常に同時押しを叩いている様に感じる。終盤になるにつれて、休みなく2個同時が続く上に隣接絡みとなり、ラストには8分連打が絡むwaxing and wanding(H)を遅くしたようなラス殺しがあって、一気にゲージを持っていかれる可能性あり。同時押しが苦手だと、ノマゲもHARDも☆9上位〜☆10下位に感じるか。
「灼熱Beach Side Bunny」より速いBPM163の16分皿が頻発。更には奇数、偶数、16分連続など様々なパターンが襲ってくるため、リズムが崩れるとBADハマリなどでゲージを一気に持って行かれる。ノマゲでは最後の鍵盤地帯で回復できるがそれでも☆10上位レベル。HARDでは道中の16分皿ラッシュを耐え切らねばならず、☆11レベル。
ANOTHERと比べると良心的ではあるが、Red. by Full Metal Jacket(H)と違い皿のリズムが不規則で、24分皿もあるためリズムを覚えておかないと厳しい。ノマゲは後半で回復できるがそれでも☆10では中位〜上位レベル。HARDは☆11レベル程度だが、人によっては☆11上位〜☆12下位レベルに感じるかもしれない。
道中は☆10中位〜上位程度の階段複合がメインでここだけでもそれなりの難易度だが、終盤に6小節分のズレが含まれる見切りにくい連皿+α地帯があり、Red. by Full Metal Jacketと同じBPMで強烈なラス殺しになる。ここのみで落とされてしまう場合RANDOMで崩すのも手。中盤まで安定しているならHARDの方が比較的楽になるか。
BPM190での軸押しやトリルが次々と襲い掛かってくる譜面で、(EX-)HARDでは軸がBADハマりすると一瞬でゲージを失うため事故死しやすい。地力系の譜面ではないがR5(A)、Do it!! Do it!!(A)と同じようなタイプのHARD殺しの譜面。一応最後に回復地帯はあるのでノマゲは妥当と言えるか。
Café de Tran開始初日のクリアレートはなんと20%台であり、初見HARDは皆伝レベルでも落ちかねない為要注意。
あの悪名高きAC 10th八段の一角の中では唯一の☆11(残り3曲は雪月花、moon_child、one or eightで3曲とも☆12)であるが、☆11の中では特段詐称というわけではなく、AC DistorteDで十段課題曲に抜擢された際は当時九段課題曲だったConcertino in Blue(A)と立ち位置が逆とまで言われたほど。また、SIRIUSでは九段2曲目に抜擢されたが、それ以来段位認定の課題曲には選出されていない。
とにかく体力譜面。BPM205という速さで8分間隔の同時押しをひたすら捌かねばならず、時折16分も交ざってくる。特に中盤とラストの皿が絡んだ同時押しラッシュにはゲージ問わず要注意。KEY(A)やDAWN-THE NEXT ENDEAVOUR-(A)の上位互換と思ってよく、体力譜面が苦手だと☆12レベルに感じてもおかしくない。
総ノーツ数は1714と、AC SP☆11の中ではV2(A) (A)、B4U(BEMANI FOR YOU MIX)(A)に次ぐ多さ。copulaでは九段3曲目。
道中も序盤ブレイク前の微発狂や中盤のゴミ付き乱打など苦手だとゲージを大きく削られる要素は多いが、終盤のwaxing and wanding(A)中盤のような高速高密度の同時押しやSecond Heaven(A)ラストのような32分絡みのラス殺しもきつい。前者と後者のどちらがより苦手かでHARD殺しかノマゲ殺しかの評価が分かれる譜面で、体感難度も☆11中位レベルに感じる人から☆12レベルの詐称に思える人までいる。
連皿譜面。同作者の他の皿譜面と比べても特に皿が変則的かつ高密度である。開幕の皿絡み乱打〜連皿までは乱打譜面で微縦連と32分階段のやや弱めの局所殺しがあるものまだの簡単だが、中盤の連皿からが本番。不規則な鍵盤が混じる連皿から始まり、24分皿、そして2連同時押しから連皿、そして24分含む不規則連皿のラッシュでBADはまりしたり逆にノーツを落としやすい。その後に乱打で回復できるものの、その後にも連皿があり、終盤が灼熱Beach Side Bunny(A) のような24分含む連皿絡みの乱打と強烈な殺しになっている。連皿や連皿絡みで個人差は強く出るものの、ハードは☆12上位クラス。
Red. by Full Metal Jacketは皿数483枚。皿が絡む地帯とそうでない地帯ではっきり分かれる。全体的に皿のリズムは複雑ではないが、中盤から高密度な連皿に加えて同色階段で押しにくい鍵盤も降ってくるため地力が足らないと一気にゲージが無くなる。そこを抜けると鍵盤が押しやすくなるので、前半でゲージがあまり伸びなくてもノマゲは狙うチャンスがある。しかしラストでまた鍵盤が難しくなるので前半で全くゲージが伸びないようならノマゲも厳しい。全体的にはハード殺し気味。
Watch Out Pt.2は皿数427枚。全体的に皿と鍵盤の複合が忙しく、回復できる地帯が少ない。皿は偶数皿が多く、変則的なリズムも多い。鍵盤は密度もそれなりだがトリルや離れた同時押しなど叩きにくい配置が多い。ややラス殺し気味なため、ノマゲが付けられればハードクリアもチャンスがある。