イントロで2小節3,5トリル+皿、Aメロで3,5トリル、サビ直前で3,5トリル+1、サビで2小節5,7トリル+αが襲い掛かる。HARDの場合それらをすべて耐えなければならず、トリルがどれだけ得意かにもよるが、☆10下位レベル。最後のトリルを抜けた後は☆9上位レベルの地力譜面なのでノマゲは妥当。The Hope of Tomorrow(H)(☆8)の上位互換ともいえる譜面。
曲名の意味が示す通り、譜面のほとんどが8分同時押し。特にサビ部分では常に同時押しを叩いているように感じる。終盤になるにつれて、休みなく2個同時が続く上に隣接絡みとなり、ラストには8分連打が絡むwaxing and wanding(H)(☆10)を遅くしたようなラス殺しがあって、一気にゲージを持っていかれる可能性あり。同時押しが苦手だと、ノマゲもHARDも☆9上位〜☆10下位レベルに感じるか。
いずれもDJ Mass MAD Izm*の皿曲。皿の枚数が多く、苦手な人は苦戦必至になるだろう。譜面によって皿のタイミングは様々で、不規則なリズムもあるため、BADハマりに注意。Lincle以降ターンテーブルの反応が改善され、更にHEROIC VERSE以降はターンテーブルの重さ調節も可能なLIGHTNING MODELも登場した事である程度個人差は狭まったものの、油断は禁物。
Red. by Full Metal Jacket(H)の皿数は、1062ノーツ中350枚。中盤と終盤に皿発狂があるが、既存の皿曲に比べBPMが速く、確実に難しい。2回目の皿発狂の後は回復なので楽だが、HARDは恒例の皿発狂をいかに耐えるかが問題になってくる。皿絡みが得意な人は、逆詐称気味に感じる事も。
1P側はMIRRORを入れると中盤で皿と鍵盤が分かれるため、楽になるかも。
Red. by Jack Trance(H)の皿数は、1122ノーツ中394枚(BSS含む)。前半は16分皿が多めで、特に中盤の連皿とBSSが連続する箇所はBADハマりしやすいのでHARDは注意。後半にも連皿はあるが、前半ほど難しくはないのでノマゲの方が楽といえる。
灼熱Beach Side Bunny(H)の皿数は、1025ノーツ中418枚。現在[SPH]の中では灼熱 Pt.2 Long Train Running(H)(☆11・505枚)に次ぐ第2位。[SPA](☆12・667枚)と比べると良心的ではあるが、上記Red. by Full Metal Jacket(H)と違い皿のリズムが不規則で、24分皿もあるためリズムを覚えておかないと厳しい。ノマゲは後半で回復できるがそれでも☆10中位〜上位レベル。HARDは☆11程度だが、人によっては☆11上位〜☆12下位レベルに感じるかもしれない。
INFINITASでは課題曲変更後も引き続き八段2曲目に選出されている。
道中は☆10中位〜上位程度の階段複合がメインでここだけでもそれなりの難易度だが、終盤に6小節分のズレが含まれる見切りにくい連皿+α地帯があり、「Red. by Full Metal Jacket」と同じBPMで強烈なラス殺しになる。ここのみで落とされてしまう場合RANDOMで崩すのも手。中盤まで安定しているならHARDの方が比較的楽になるか。
BPM190での軸押しやトリルが次々と襲い掛かってくる譜面で、(EX-)HARDでは軸がBADハマりすると一瞬でゲージを失うため事故死しやすい。地力系の譜面ではないが、Do it!! Do it!!(A)(☆11)やR5(A)(☆11)と同じようなタイプのHARD殺しの譜面。一応最後に回復地帯はあるのでノマゲは妥当と言えるが、それでも☆11としては強い部類に入る。
Around The Galaxy(A)と並ぶ現行ACのSP☆11ノーツ第4位タイ(1714ノーツ)。
その物量が示しているようにとにかく体力譜面。BPM205という速さで8分間隔の同時押しをひたすらさばかねばならず、時折16分も混じってくる。特に中盤とラストの皿が絡んだ同時押しラッシュにはゲージ問わず要注意。DAWN -THE NEXT ENDEAVOUR-(A)(☆11)やKEY(A)(☆11)の上位互換と思ってよく、体力譜面が苦手だと☆12レベルに感じてもおかしくない。
道中も序盤ブレイク前の微発狂や中盤のゴミ付き乱打など苦手だとゲージを大きく削られる要素は多いが、終盤のwaxing and wanding(A)(☆11)中盤のような高速高密度の同時押しやSecond Heaven(A)(☆11)ラストのような32分絡みのラス殺しもきつい。前者と後者のどちらがより苦手かでHARD殺しかノマゲ殺しかの評価が分かれる譜面で、体感難度も☆11中位レベルに感じる人から☆12レベルの詐称に思える人までいる。
Red. by Full Metal Jacket(A)の皿数は、1643ノーツ中483枚。皿が絡む地帯とそうでない地帯ではっきり分かれる。全体的に皿のリズムは複雑ではないが、中盤から高密度な連皿に加えて同色階段で押しにくい鍵盤も降ってくるため地力が足らないと一気にゲージがなくなる。そこを抜けると鍵盤が押しやすくなるので、前半でゲージがあまり伸びなくてもノマゲは狙うチャンスがある。しかしラストでまた鍵盤が難しくなるので前半で全くゲージが伸びないようならノマゲも厳しい。
Snake Stick(A)の皿数は、1447ノーツ中418枚。他の皿曲と比べると皿が変則的かつ高密度である。開幕の皿絡み乱打〜連皿までは乱打譜面で微縦連と32分階段のやや弱めの局所殺しがあるもののまだ簡単だが、中盤の連皿からが本番。不規則な鍵盤が混じる連皿から始まり、24分皿、そして2連同時押しから連皿、そして24分含む不規則連皿のラッシュでBADハマりしたり逆にノーツを落としやすい。その後に乱打で回復できるものの、その後にも連皿があり、終盤が灼熱Beach Side Bunny(A)(☆12)のような24分含む連皿絡みの乱打と強烈な殺しになっている。連皿や連皿絡みで個人差は強く出るものの、HARDは☆12上位レベル。
Watch Out Pt.2(A)の皿数は、1506ノーツ中427枚。全体的に皿と鍵盤の複合が忙しく、回復できる地帯が少ない。皿は偶数皿が多く、変則的なリズムも多い。鍵盤は密度もそれなりだがトリルや離れた同時押しなど叩きにくい配置が多い。